第1回:物流の基本と業務課題
9月21日(木)14:00〜17:00
1.物流業務の改革課題
1)日本が目指す物流の課題
2)総合物流施策大綱に書かれている国の指針
3)なぜ「滑らかで、しなやかで、担い手に優しい」物流が求められているか
4)物流業務が棚がっていない「ムダ・ムラ・ムリ」が物流に多い理由
5)物流コストが相も変わらず不明な理由(見える物流コストは氷山の一角)
6)物流改善したくも原資が出てこないほどの低価格と低賃金
2.物流業務の現場実態分析と改善手法
1)各業務の実態と改善ポイント
①入荷業務処理
②保管・ロケーション管理実態
③出庫・検品実態
④ルート配送の事態と改善ポイント
⑤多くの時間を取られる出庫作業
3.物流の生産性向上、作業コスト削減
1)作業実態を知って分析する事から始める
①フロー、レイアウト、保管方法、ピッキング方法と時間等(見落としを防ぐには)
②ロボットや最新設備導入の検討方法(落とし穴を防ぐには)
2)基準値を設定して日々評価する方法
3)作業マニュアル・作業標準化の取組み方法
第2回:物実地棚卸の精度向上と在庫削減
10月11日(水)14:00〜17:00
1.在庫管理が上手く行かないのは棚卸に問題あり
1)棚卸方法における問題点
2)日常処理における入出荷の問題
3)帳簿と実棚の差異の問題
2.棚卸が在庫管理のために重要な理由
1)決算には正確な棚卸が不可欠
2)棚卸資産が多いと現金回収が遅くなる
3)在庫管理の問題点まとめ
3.棚卸の効果的な実施方法(事例)
■ 実例をもとに具体例を紹介します
4.生産ラインの棚卸業務改善(事例)
■ 実例をもとに具体例を紹介します
5.ロジスティスク改革で企業利益を
1)棚卸チェックリスト(事例)
①事前準備事項 ②棚卸前日の事項
③棚卸当日の事項 ④棚卸日以降の事項
第3回:物流業務のコスト実態把握と削減方法
10月24日(木)14:00〜17:00
1.そもそも物流コスト管理とは
1)物流コスト実態は損益計算書からでは判らない
2)業種別物流コスト比率の実態
2.物流コスト分析と改善改革手順
1)物流コスト実態は三次元把握が判り易い
㱺活動原価計算技法が易しく理解できてすぐ実行できる考え方
2)重要な物流作業時間集計方法
兼配賦基準・KPI作成になる
3)時間集計から判ってくる
「生産性とコスト」(具体的な事例公表)
3.物流作業に応じた「生産性・コスト・改善策」の見える化・共有化
4.物流コスト分析結果の課題
1)DX促進
5.物流コスト改革の目標
1)物流費削減の乗数効果理論
㱺重視すべきは売上貢献すること<事例>物流コスト分析による全社最適化提言