業績が良い企業、業績を伸ばしている企業の多くは、管理会計を導入しています。税理士に丸投げした月ごとの試算表だけでは、自社の課題は見えてこないです。各部門単位、製品・商品単位など、業績を見える化する管理会計が、業績向上の最低条件です。
本セミナーは、初めて管理会計を導入する企業から、自社の会計業務をブラッシュアップしたい経理担当者および、部門責任者に学んで欲しい内容でカリキュラムを設計しました。
第1回:財務諸表から読み取る企業の実態と課題
1.財務諸表間のつながりを理解する
1)財務諸表(BS、PL、CF)の基本を理解する
2)財務諸表は、どう繋がっているか
2.経営改善のポイントとなる数字を理解する
1)財務諸表から読み取る企業の実態と課題
2)分析のポイント(収益性、安全性、生産性など)
3.管理会計が必要な理由
1)管理会計と管理会計の違い
2)コストを変動費と固定費に分けてみる など
第2回:管理会計の基礎知識、中期計画・予算の作成
1.管理会計の導入が業績アップの第一歩
1)管理会計できること
2)管理会計で必要となる用語の理解
①限界利益 ②貢献利益 ③安全余裕率 ④損益分岐点 など
2.中期経営計画と年度予算
1)中期経営計画と年度予算の計画づくり
2)予算の役割、種類、要件
3)年度予算達成の振り返りのやり方
第3回:月次分析と予測の作成
1.毎月の収支を把握する
1)月次資料の作成方法
2)分析に効果的なフォーマット
3)前期比較、予算実績比較の方法
2.月次決算を業務改善に活かすために
1)予測(着地見込み)の作成方法
2)予測の実績と対比の重要性
3)KPIの設定と効果測定
4)業務改善への活用方法
5)数字に強い社員を育てる