【研修の目的】簿記の学習が初めての方、改めて基礎を学びたい方のために、簿記の仕組みについて解説します。会社の財産や儲けが一目でわかる「決算書」を理解するために、設例を交えながら、簿記の基礎となる仕訳について解説します。必要な知識のみを習得できるよう学習項目を絞り込んでいますので、仕訳から決算までの一連の流れを短時間でマスターできます。
第1回 簿記の目的と仕訳ルール 5月26日(木) 10時-13時
1.簿記の仕組みを理解する
1)簿記の目的と流れ
2)資産、負積、資本、費用とルール
3)仕訳と総勘定元帳の関係
2.検定簿記、実務簿記とパソコン会計
1)検定簿記と実務簿記の流れ
2)パソコン会計の流れ
3.売上と仕入の処理
1)売上と売掛金、仕入と買掛金の仕訳処理
第2回 通常取引の仕訳と決算業務の仕訳 6月9日(木) 10時-13時
1.通常取引の仕訳
1)現金・預金取引の仕訳
2)商品売買取引の仕訳
3)貸付金・借入金取引の仕訳
4)その他、債権債務取引の仕訳
2.借入金と支払利息
1)借入金の返済方法
2)返済予定表とは何か
3.決算業務に必要な仕訳
1)有価証券取引の仕訳
2)固定資産取引の仕訳
3)その他、決算業務に必要な仕訳
第3回 決算書作成の流れ 6月28日(火) 10時-13時
1.決算書作成の流れ
1)記帳から決算手続きへの流れ
2)売上原価の算定
2.固定資産と減価償却、リース資産
1)購入とリースの違い
2)パソコンやコピー機のリースの仕訳処理
3)減価償却費の計上
4)棚卸資産
3.損益計算書、貸借対照表の作成
1)収益・費用の見越しと繰り延べ
2)税金費用の計上 など